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2010/07/26.Mon

「なくもんか」観賞。思わぬ誤算で号泣…の、映るは像どり

「なくもんか」、脚本クドカン、監督水田伸生の「舞妓Haaaaan!!」コンビが再び結集した映画だ。興業も評価もボロクソであった前情報で、全然期待せずに鑑賞。しかしこれまたいい意味で裏切られた個人的に良作。「舞妓Haaaaan!!」の特のような大人計画チック破綻と強引さは確かにクドカンらしく、ただ今作の「なくもんか」ではその大人計画チックさは大分抑えられているように感じる。

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此処からはネタバレも含むので観ていない方はどうぞお控えを。

あらすじ

東京の下町「善人通り商店街」にある「デリカの山ちゃん」は毎日行列のできる超人気惣菜店。その店を切り盛りする「二代目山ちゃん」こと祐太(阿部サダヲ)は「究極の八方美人」とよばれるほどの働き者で親切な男。商店街の住人たちは何か困ったことがあれば祐太に頼み、祐太もいやな顔一つせず引き受けていた。祐太は8歳のときに父・下井草健太(伊原剛志)に店に置き去りにされて以来、店主夫婦にわが子同然に育てられ今は故人となった店主から40年間継ぎ足してきた秘伝のソースを受け継ぐ立派な後継者となっていたのである。ある日、10数年前に家出していた初代店主夫婦の一人娘、徹子(竹内結子)がひょっこりと帰ってきた。プチ整形疑惑があるとはいえ昔とは別人のような美人に変貌していた徹子に祐太はプロポーズ、めでたく結婚することになったがその際に戸籍謄本を取り寄せた祐太は自分には弟がいることを知る。その徹子には不倫相手の間に小学3年生の女の子、幼稚園の男の子の二人の子持ちである事が判明。その後、ラストではその不倫相手も登場。その弟とはテレビで大人気のイケメン兄弟お笑い芸人、「金城ブラザーズ」の祐介(瑛太)であった。無邪気に弟との対面を喜ぶ祐太であったが祐介は大介(塚本高史)という先輩若手芸人と「兄弟」と嘘の経歴でコンビを結成して以来その出生をひた隠しにしていたため、本物の兄の出現を素直に喜べない。



沖縄旅行の目的は不倫相手で二人の本当の父親である男に逢うというものであった。もうここら辺から私の心は締め付けられる。本当の父親である男に下の子供は「おとうさん」と呼び「もう一緒に住めないの?」と父親に問う。しかし父親は「ごめんな」。子供が「お腹が痛い」と苦しんでいた時、ヤマちゃんの徹子に云う言葉が本当の父親ではないところのしかし血縁でなくとも父親としてのなんとも切実なその言葉に、私は苦しくなった。不倫相手の父親がその時苦しんでいる子供をみて「すぐ医者を呼べ!」と叫んだ時には(ヤマちゃんだってそう云ってたじゃないか!)と更に苦しくなった。しかしその後ヤマちゃんとしか呼んでいなかった二人の子供が「おとうさん」とヤマちゃんを呼んだ時、もう私、号泣でした…。

私も二人の子持ちです。本当の父親ではないです。結婚を決意した時(本当にこの子達の父親になれるだそうか…)と悩んだ時期も正直ありました。決して今はそういう気持ちがないというのは嘘になります。今もそんな葛藤もない訳ではない。でも初めて二人の子供が「おとうさん(今はおっとう)」と呼んでくれた時は嬉しくて嬉しくて…そん時はかみさんと共に感動し、一人になって泣いてしまう(恥ずかしいから)程嬉しかったのです。血縁=家族ではないのだ。共に生活して父親として認められていく。確かに事実血の繋がった父親は今も健在だ。でも私も子供から学びながら、かみさんから学びながら、共に暮らしながら「家族」になっていくものなんだと実感している。そんな家族の姿もあっていいじゃないか。他からなんと云われようが。かみさん、子供達に感謝したい。こんな旦那で父親ではありますけんど。更にヤマちゃんの、家族には見せられない裏の顔というか二面性のあるところも男なら納得してしまうところだ(笑)仕事やストレスを家庭に持ち込まない、と考える旦那・父親は多いだろう。しかしかみさんは「仕事の愚痴や悩んでいる事あったら云ってね」と云う。そうもいかないところも男としての意地なのだ。うーむ(笑)

思わぬところで感動してしまった「なくもんか」、今じゃなくても子供達が大人なった時、一緒に観たい映画となりました。血の繋がりは強い。それはヤマちゃんと弟の佑介の「家族」の絆にも表れてる。しかしもう一面、ヤマちゃんと徹子親子の繋がりも、それも「家族」なのだ。

最後に阿部サダヲの好演、竹内結子のキレッぷりも見所のひとつ。何故最後は沖縄シーンになったのかは疑問だが(笑)
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2010/06/10.Thu

サマーウォーズを観た!流石細田守と云いたい、の映るは像どり

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細田守の劇場版アニメ第二弾として2009年公開されたサマーウォーズ。DVDになって借りてみた。いやー久々に凄いアニメを観させて頂いた。細田監督の淡い作画は時のかける少女のまま、まるで水彩画のような色彩で素晴らしい。時をかける少女でも感じた事だが、監督の絵の切り取り方が他のアニメ映画と比べ群を抜いて巧みだ。また場面毎の間の取りも私好みの空間演出でまるで小津安二郎の映画を観ているような気さえした。細田アニメ映画では昨今流行りの声優を俳優にて演じる手法をとっている。しかし時のかける少女での仲里依紗でも感じた事だけれどジプリ映画のソレより役から違和感を感じる事が今回の映画でも少ないのが良かった。ただ主役の小磯健二役の神木隆之介クンが最初「ああ…」なんて違和感あったもんだがいつのまにかハマったw声優の中では声優初となる富司純子がおばあちゃんこと陣内栄役を演じたがこれが非常に素晴らしい!また侘助役の斎藤歩も頑張ってた感。他にも役者を使用しているが脇役をベテラン陣で固めた事に成功の一因がある。田舎町の旧家で起こった些細な出来事だと思ったお話が伏線を細部にあしらえ収拾させる脚本力も感涙モノ。私はこの映画では無いだろうと思っていたが不覚にも…不覚にも泣いた。現在では身の回りには存在しないだろう旧家の良き繋がりの郷愁も合いまった。何よりその郷愁と現代テクノロジーとの融合により「家族」との在り方を軽やかに浮き彫りにした手腕は驚愕に値する。この映画はアニメと鼻で笑うなかれ。大人にこそ必見ものだ。それは少年少女の視点も加味しながら大人の事情や家族としての繋がりを巧みに混在させた細田監督の成せる演出力があるからだ。アニメという自由度の高いデフォルメを最後まで違和感なく昇華していた素晴らしい映画だ。キャラクターデザインの貞本義行、マッドハウスにも乾杯ww!
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2010/06/05.Sat

ワンピース58巻に漢達の生き様をみた、の映るは像どり

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ワンピース58巻ついに発売。泣いたぞ…!泣けたぞ!尾田栄一郎!これ程の熱気、緊迫した内容があっただろうか。まさにワンピースの歴史の最も眼前に押し寄せた高潮。呑まれてしまったよ。白ひげという大海賊の時代は次代の息子達に想いをピースに乗せ繋ぎ、この漢の生き様にまた涙した。怒涛の58巻だった。エ…エース…?!嘘だろ?!!尾田栄一郎の頭の中を覗き見てみたい。この人が書く漫画をリアルに読める時代に生まれていて良かった。感謝。次巻を待つ!
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2010/04/18.Sun

雷句誠の完全復活にもう感動の嵐だ。



はあ…ようやくコミックが出たよ…!待ちに待った雷句誠の新作だ。昨年までは色々と出版社との確執があり裁判沙汰?になり、小学館への不信。紆余曲折あり昨年なんと講談社から別冊少年マガジンで新規連載となった作品が「どうぶつの国」。変梃りんな動物達が雷句氏らしい。「金色のガッシュ!」でも登場人物達の人間?臭さが熱く筆に込められ何度も泣かされたのは、何を隠そう私ですww今作でも“熱さ”は健在。動物の世界(異世界)に突如海より流されてきた人間の赤ん坊。現実世界ではありえない赤ん坊の特殊能力。「違和感」「リアル」からかけ離れた世界、ここらで冷めてしまってはこの作品の何たるかを知る事が出来ない。是非どっぷり浸って頂きたい。生きる事からの残酷さや異種間との問題、今後も恐らくそういった現代の「何か違うんじゃない?」を浮き彫りにしていく事だろう。とかく“熱い”心から込み上げる“熱さ”を感じ取って欲しい。勿論、コミカルさも散りばめながら。稀代なるファンタジーコミックの誕生だ。はあ次巻が待ちどうしいわー

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因みにいま、購読中のコミックは「ワンピース」「よつばと!」「ビリーバッド」「HUNTER×HUNTER」「capeta」「三月のライオン」位かな。まあ漫画も好きなぶうでしたwww
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2010/03/09.Tue

ポップアート 1960's~2000's

先日、かみさんが「行きたいなぁ」と
目をキラキラさせ覗っていたので


帯広美術館で開催されている
ポップアート展に行ってきた。

因みに私、ポップアートと総称されるアートは
とんと縁遠く、個人的にはアジア、アフリカ方面。
深くはアイヌの音楽・柄・文様・歴史などに
興味があるほうなので、やっぱりポップとは遠いw


入ってみた。

そりゃ有名なキース・ヘリングやアンディ・オーホル
などは「ああ!知ってる知っている」とはいうものの。
あとはよく判らない。オーホルは映画でみた事くらいかw


その中でも私の感覚にジンワリときた作品が
多かったのが不思議と面白かったなああ。

エドワード・ルッシュの作品はどれも好き。
ハリウッド、悪夢と片頭痛、サンセット・ストリップ。
なかでも大きな作品の「ウエスタン」がイイなあ。

あとは
デニス・ホリングスワース。
ドナルド・バチュラー。
ウタ・パース。

うん私の好みは写実的なものが多かった。



一番、スンゴク興味深く魅入ったのが
ジョナサン・プラプチャックの作品でした。

「この非道な仕業がなされるのは時間の問題だ」
「ガタガタの脚での大げさな歩行」


あやーー好きだなあ!これ。
リンチっぽさも醸し出していて。
ジャン=ピエール・ジュネのような映像的色合いで。
なんかクライヴ・バーカーのような世界観。

可笑しいようで暗く、陰湿な。
可愛しさの中に皮肉めいていて。
表と裏の境界が曖昧な感じ。


他の作品も調べたらあったので拾ってみた。

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そんな風にネットをいぢくっていると
また私好みの日本人の作家がヒットした。

桑久保 徹

いやー絵画、アートも面白いww


※帯広美術館によるポップアート展は
 1月22日~3月31日迄開催。

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