2010/02/04.Thu
【帯広】coffee&music GROOVY
高校時代、通学の為に、また買い物しにと此処いら界隈を自転車で風をきって滑走していた生意気時代だ。住宅街にいきなり木で造られた建物が目に飛び込み、それからというものいつも「なんのお店なのだ…?」と訝りながら横目にしつつ、暫く経ち、ふと見やると“GROOVY”という看板の文字。夜になると建物のネオン管にその文字が妖しく?燈り、更に私の想像を掻き立てていたものだ。
それから幾年か。夢半ばに(現在はすでに異なる夢を志しているが)帯広に戻り、いつしか珈琲の魅力をしりその世界に開眼、少し足を踏み入れたばかりのそんな時代は20代初め。その当時には例の建物が喫茶店だと何処からか知り得ていたので、思い切って独りでその妖しげなお店に入ってみたのだ。当時の私といえばアコギを掻き鳴らし60~70年代フォークを好んで聴いていた若造だ。その時に好きだったのが吉田拓郎、も好きだったが捻くれ者の私は岡林信康(笑)。であるからその喫茶店に流れるBGM、音楽ジャンルのジすら関心のなかった。だから尚更、大人のお店と感じてしまったのかもしれない。いきなりの雰囲気に出鼻を挫かれ圧倒されながら、珈琲の味すらロクすっぽ優雅に嗜むことなど出来もせず、そそくさと会計し尻尾を巻いて逃げかえった記憶も今では懐かしい思い出となっている。
はい、そんな私も“大人”になりましたww
かみさんと久々(といっても独りでは数年前に体験済み)
お伺いしましたよ、coffee&music GROOVYです。

変わらずの佇まいに安心感さえ胸にすっきり収まる。
入店すると囀りのように耳に心地よいジャズの音色。
居心地の悪い喫茶店とは、選曲ミス、ボリュームにある。
此方の喫茶店はそんなBGMに対する居心地の悪さはない。

ログハウスであり、またテーブルや椅子も深い色味の木で
出来ており、レイアウト・小物に至るまで素敵な統一感。
ピザを注文。
今回はトマト・バジル819円。

大き過ぎず小さ過ぎず満足感のあるボリューム。
かみさんも「おいしい…ああウマイ…」と悩ましげな表情でw
おー何と云っても此方のピザの特徴は
クリスピースタイルの生地であるだろう。
縁のパリパリに具材が乗る底は土台としての
役割と纏め上げる懐の深さを思い知る。

其処に爽やかな酸味のピザソースに
存在感のある量でとろけるチーズだ。
ミニトマトとバジルの相性は語る必要なしw
他ピザには各種あり、悩む事必至。
そして今回は更にチーズカレー787円。
私は此方のカレーは初めて頂く。

いやーん!!これなんだべ?!
判らんなーー、悔しいなあああああ!
旨いわ…
喫茶店の、いやGROOVYのカレー
たかが喫茶店のカレーと侮るなかれ。

辛味はジンワリとしかしパンチのある。
そして何だろ?このスパイス他の深味?
かみさん曰く「前に似たようなカレー、何所かのお店で食べた事あるんだけど其処の隠し味がイカ墨だった」とな。うーん私の舌ではイカ墨かどうかすら判らんなあー。

ゴーダチーズのマッチングも素晴らしい。
サラダにスープも付いてくるぞ。
とかくゴダゴダ云わんでもいいか。
はい旨し。

珈琲はオリジナルブレンド420円。
嬉しいのは二杯目から315円となる。
これはお好きに「長居していいですよ」
の、お店側の暗黙の合図と知れよう。
非常に喉越しの良い淹れ具合。
酸味も程良くコクもサラリとしたものだ。
ブラックも良いがこのお味だと
クリームも入れて飲むとまた良いね。
あくまでドッシリ満足ではなく
サラリとまた頂ける満足感だろう。

寡黙なマスターがお店にたち、そしてフードの調理は奥様。
開業は帯広のある一角でスタートしたのが1978年だという。
JAZZをこよなく愛し、お店の食器はマスターの手作り。
好きなものをやっていたらこうなりました、のお手本だ。
カレーの食器には福神漬けのスペースさえ作っている。
右手に福神漬け、更にスプーンの入れる角度も計算している。
私の嬉しかったのはコーヒーカップだ。ある日道北の陶芸も
やられている喫茶店に足を運んだ事がある。そこのコーヒーカップは
幅広で浅く飲口が厚いものであった。これでは珈琲が直ぐ
冷めてしまうし、飲口もどうもぎこちなくなってしまう。
そこのところも計算にいれているかどうかは判らないが
此方のコーヒーカップは珈琲好きも満足させてくれる作り。

そうして凄いのはカウンターにあるスピーカーだ。
これは是非、行ってその目で拝見してほしい。凄いよ。
細部・隋所にもさり気無く拘りを感じさせてくれるお店だ。
そんな拘りを愉しみながらGROONYでゆるりと時を
刻むのも何も考えず自分の世界を愉しむのもまた素敵。
メニューにあったアップルタイザーが気になって仕様がないww
デザートセットが高め設定であるのね。

ビル・エヴァンスの飾り皿があったww
これまたそっくりで味のある似顔絵だ(^o^)丿

【coffee&music GROOVY】
住所 帯広市西21条南2丁目52-4
時間 10時~23時
※ファンの方?が運営しているホームページが存在するのですがどうも数年前から動きがないご様子…
マスターの旭川w中心としたラーメン日誌は歯に衣着せぬ物言いで好きなんで復活基希望!
彩優木さんのブログで記事にしているよ(^o^)丿→こちら
それから幾年か。夢半ばに(現在はすでに異なる夢を志しているが)帯広に戻り、いつしか珈琲の魅力をしりその世界に開眼、少し足を踏み入れたばかりのそんな時代は20代初め。その当時には例の建物が喫茶店だと何処からか知り得ていたので、思い切って独りでその妖しげなお店に入ってみたのだ。当時の私といえばアコギを掻き鳴らし60~70年代フォークを好んで聴いていた若造だ。その時に好きだったのが吉田拓郎、も好きだったが捻くれ者の私は岡林信康(笑)。であるからその喫茶店に流れるBGM、音楽ジャンルのジすら関心のなかった。だから尚更、大人のお店と感じてしまったのかもしれない。いきなりの雰囲気に出鼻を挫かれ圧倒されながら、珈琲の味すらロクすっぽ優雅に嗜むことなど出来もせず、そそくさと会計し尻尾を巻いて逃げかえった記憶も今では懐かしい思い出となっている。
はい、そんな私も“大人”になりましたww
かみさんと久々(といっても独りでは数年前に体験済み)
お伺いしましたよ、coffee&music GROOVYです。

変わらずの佇まいに安心感さえ胸にすっきり収まる。
入店すると囀りのように耳に心地よいジャズの音色。
居心地の悪い喫茶店とは、選曲ミス、ボリュームにある。
此方の喫茶店はそんなBGMに対する居心地の悪さはない。

ログハウスであり、またテーブルや椅子も深い色味の木で
出来ており、レイアウト・小物に至るまで素敵な統一感。
ピザを注文。
今回はトマト・バジル819円。

大き過ぎず小さ過ぎず満足感のあるボリューム。
かみさんも「おいしい…ああウマイ…」と悩ましげな表情でw
おー何と云っても此方のピザの特徴は
クリスピースタイルの生地であるだろう。
縁のパリパリに具材が乗る底は土台としての
役割と纏め上げる懐の深さを思い知る。

其処に爽やかな酸味のピザソースに
存在感のある量でとろけるチーズだ。
ミニトマトとバジルの相性は語る必要なしw
他ピザには各種あり、悩む事必至。
そして今回は更にチーズカレー787円。
私は此方のカレーは初めて頂く。

いやーん!!これなんだべ?!
判らんなーー、悔しいなあああああ!
旨いわ…
喫茶店の、いやGROOVYのカレー
たかが喫茶店のカレーと侮るなかれ。

辛味はジンワリとしかしパンチのある。
そして何だろ?このスパイス他の深味?
かみさん曰く「前に似たようなカレー、何所かのお店で食べた事あるんだけど其処の隠し味がイカ墨だった」とな。うーん私の舌ではイカ墨かどうかすら判らんなあー。

ゴーダチーズのマッチングも素晴らしい。
サラダにスープも付いてくるぞ。
とかくゴダゴダ云わんでもいいか。
はい旨し。

珈琲はオリジナルブレンド420円。
嬉しいのは二杯目から315円となる。
これはお好きに「長居していいですよ」
の、お店側の暗黙の合図と知れよう。
非常に喉越しの良い淹れ具合。
酸味も程良くコクもサラリとしたものだ。
ブラックも良いがこのお味だと
クリームも入れて飲むとまた良いね。
あくまでドッシリ満足ではなく
サラリとまた頂ける満足感だろう。

寡黙なマスターがお店にたち、そしてフードの調理は奥様。
開業は帯広のある一角でスタートしたのが1978年だという。
JAZZをこよなく愛し、お店の食器はマスターの手作り。
好きなものをやっていたらこうなりました、のお手本だ。
カレーの食器には福神漬けのスペースさえ作っている。
右手に福神漬け、更にスプーンの入れる角度も計算している。
私の嬉しかったのはコーヒーカップだ。ある日道北の陶芸も
やられている喫茶店に足を運んだ事がある。そこのコーヒーカップは
幅広で浅く飲口が厚いものであった。これでは珈琲が直ぐ
冷めてしまうし、飲口もどうもぎこちなくなってしまう。
そこのところも計算にいれているかどうかは判らないが
此方のコーヒーカップは珈琲好きも満足させてくれる作り。

そうして凄いのはカウンターにあるスピーカーだ。
これは是非、行ってその目で拝見してほしい。凄いよ。
細部・隋所にもさり気無く拘りを感じさせてくれるお店だ。
そんな拘りを愉しみながらGROONYでゆるりと時を
刻むのも何も考えず自分の世界を愉しむのもまた素敵。
メニューにあったアップルタイザーが気になって仕様がないww
デザートセットが高め設定であるのね。

ビル・エヴァンスの飾り皿があったww
これまたそっくりで味のある似顔絵だ(^o^)丿

【coffee&music GROOVY】
住所 帯広市西21条南2丁目52-4
時間 10時~23時
※ファンの方?が運営しているホームページが存在するのですがどうも数年前から動きがないご様子…
マスターの旭川w中心としたラーメン日誌は歯に衣着せぬ物言いで好きなんで復活基希望!
彩優木さんのブログで記事にしているよ(^o^)丿→こちら
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ここも美味しいですよね。雰囲気もよくってついつい長居・・・わかります。
しいて言えば、ケーキが手作りではないんですよね・・・フードが美味しいので贅沢は言えませんが、コーヒーがめちゃめちゃ美味しいだけにちょっと残念なんだなぁ。
どこか美味しいケーキ屋さんとコラボ!なんて単純にはいかないもんですかね?ww
でもそれを差し引いてもほんと、コーヒー、器、お店のしつらえ、音楽、こういう喫茶店、大好きです。
最近オープンの頻度が非常に高い帯広・十勝カフェ。しかも女性が開業しているのが殆どですね。カフェ=手作りケーキ。当たり前のようになってる。これはカフェタイムに女性のお客様が欲している証拠でしょうか。今一番気になっているのが稲田の喫茶店(・∀・)ノ坩堝!自家焙煎の本格喫茶のようで気になるう。
勝手にリンクすんません(汗)
勝手にリンクさせていただきました。すみません。
重ねてお礼申し上げます。
申し訳御座いません…
マスターは相変わらずマイペースで
営業しておいでだと思います^^
更にリンクありまがとうございます^^!
これからも良かったら覗いてくださいね♪