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2011/02/15.Tue

小さな、小さな恋のメロディ。のfamily小噺


2月14日。
そう、聖バレンタインデイ。

ローマ帝国で当時兵士達の士気が下がるとし、婚姻を禁止していたが、キリストの司祭であった聖ウァレンティヌスはそれに背き、恋人達の婚礼を執り行った為、捕らえられ処刑されたという。その日が2月14日であった…説が主である。

聖者の没日。



ここは日本のとある街。いやいや失礼、帯広なのだが。
そんな聖バレンタインディより遡り数日前。

姫は心踊りながらチョコを作っていたらしい。
そりゃ私にでしょ?嬉しいねえ。あ、ぼんずにも勿論あげるわな。




「いえ、本命にあげるチョコがあるらしいのです」



かみさんがボソリと呟いた。
……!…!!!!!!??なに…?!?!なに?!なに~(泣)?!
まだ小学低学年ではないか…そんなの中学やそこらあたりからだろ?!

かみさん「女の子はマセてますからねえ」
私「いやいや…俺は小学校の時貰った覚えがない…!」
かみさん「私は待ち伏せしてあげた記憶があるよ」
私「小学で…?!」
かみさん「うん」


そんな…

目と鼻穴が輝いていた無垢な小学生だった私の人生の裏側で、
他の子達の間ではチョコの遣り取りが秘密裏に行われていたというのか。
それを聞いて、些かショックを隠しきれなかった。


当日。
すでに前日にかみさんと姫からチョコを頂いていた。
さて本心では悔しいが姫がちゃんとチョコを渡せたか気にはなる。
しかし現在小学校ではチョコを持っていってはいけない決まりであるらしい。
という事は隠して持っていき、下校時間に外で待ち合わせ、渡さなければならない。


ガチャ。
帰ってきたようだ。

私はその日は夜勤であった為寝室にいた。
寝室に入ってきた姫はいつもの陽気な姿はどこにもなかった。

暫く黙っている姫。
私「おかえりい。うがいして早く着替えなさい」
姫「……」




かみさん「渡せたの?」
姫「ううん、渡せなかった」
かみさん「なに、どうしたの?」
姫「もう、いいの」

と云って自分の部屋に戻っていった。
しかし直ぐにまた寝室に来て、また黙る。

かみさん「帰りに渡せなかったの?じゃ電話してこれから行く?」
姫「もういい、おじいちゃんに渡す」

そんな曰くつきのチョコを貰う義父の存在って(泣)

かみさん「電話しよ?」
姫「いいの…!」

流石にかみさん譲りの頑固さだ。こうなると効かん坊である。
またノソノソと自分の部屋に戻っていく姫。

私「いやw服も着替えないでそのままでいるってのは絶対渡しにいきたい証拠だって」
かみさん「もうああなったら聞かないよ」
私「ウマイこと説得してくれよ」
かみさん「ふふん♪懐かしいねえ、こういうの(笑)」

そしておもむろに本命君にあげるはずであった(未定)
チョコを私に見せるかみさん。すると…

私が姫から前日にもらった、頑張って初めて作ったの感満載であった
チョコが食み出しりデコレーションがあっちこっちいってた
可愛らしいチョコとは全然違うのだ…そう、完成度が……!!!!
なんとも綺麗ないっぱしのチョコなのである。

私「なにこれ…!全然俺ん貰ったチョコと違うぞ(汗)」
かみさん「そんなの当たり前でしょ」と一蹴。

私はショックのまま眠りについた。
さあ、ここからはかみさんから聞いた話だ。

なんとか説得に説得を重ね、
かみさんが本命君(クソ…忌々しい…いや羨ましい…!)
宅に電話をかけたのだという。

そんな車のなか
姫「こんなウチ遠いんだあ」
かみさん「結構お家遠いんだねえ、こんなに遠くから歩いてくる○○君カッコイイね」
姫「ウン、格好いい(ハート)」(格好いいか?目を覚ませ、姫)

チャイムを鳴らす。
事前に電話でその本命君の親御さんにはチョコを渡すことを告げていたらしい。
直ぐに玄関までお父さんが出てきたという。
しかしその本命君はお父さんの後ろで恥ずかしくて隠れていたらしい。

そっから約5分。
姫は恥ずかしさ全開で渡すに渡せず
その本命君も恥ずかしさ全開で貰うに貰えず。
暫くしてようやく渡して帰ってきたという。
この後その本命君との恋はどうなるのか期待したい。



なんとも朗らかな話ではないか。
内心んな訳ないが。



ぼんずはというと例年通りチョコを貰う事はなく
帰ってきてそうそう置いてあったチョコをみつけると

ぼんず「これ食べていい?!」
姫「それお兄ちゃんに…」
ぼんず「姫!サンキュ!!!!」

姫の鬱屈とした姿など気付きもせず
姫自家製の(私同様プロトタイプチョコだろ?)チョコをバクついたという。

ぼんずは
貰えなかったショックは無いようだ。
そりゃそうだよ。だって私も貰えなかったモン!



しかし姫「○○君と□□君は同じ位好き!」
そんな二股宣言を私に告げた記念日でもあった。ショック…
チョコの明らかな完成度の違いにもちょーショックで。
いやいやチョコよりも姫よ、どうか一人に絞れないだろうか…
昼ドラめいた泥沼化だけは避けておくれないか。


聖バレンタインディ。
私にとっては初めて祈りを天に仰いだ日でもあった。(キリスト教ではないけれど)
今年のバレンタインディは決してこの先忘れはしないだろう。








ショックで。
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family小噺 | Comments(4) | Trackback(0)
Comment
ほのぼの
素敵な話です。
人を好きになるのは素敵なことです。
沢山の人に愛を与えられるのはいいことです。
しかし、男親として女の子が好きな男ができるのは
結構気になるんですよねえ・・・
No title
。・゚・(ノ∀`)・゚・。イイハナシダナー
こうやって娘は成長していくのですね~
うれしいような。親としては複雑ですね・・・
それより僕は嫁ほしいww
仏太さんへ

もう「あのこが好き、あのこもかっこいい」とか
ご飯の時間とかに話すんですよ(汗)

もうなんちゅうーか複雑な気持ちになります…
くりびつきんどーさんへ


こうやって娘が成長していくんでしょうねえ(泣)

いやん!

っちゅーか
こんな親の話しているからてっきりとふんでいたら
まずはその前の婚姻からか~い(ー□ー;)ノ?!

きんどーさんにも素敵な家族が出来ますように^^
まあでも結構大変ッスよwww


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